子供と一緒にプログラミングを学ぶ最強の勉強法
自分の子供は一通りビジュアルプログラミング言語は学ばせ、このあとどうしようかと考えていましたが、もっとも子供が興味を持つ勉強方法が見つかったのでご紹介します。
1 タイピングは大事だか焦らず
無料で練習できるサービスとして、ベネッセの無料タイピングサービスを使ってみました。https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/
最初は興味を持ってくれたタイピングですが、ひとりでやってもらうと5分ほどすると、飽きてしまったようでした。
高いスコアを狙って頑張るようなモチベーションは出なかったようです。大人であれば、仕事で使うなどの目的と強制力があると頑張ろうとしますが、子供はそのような強制力は無いので、行動の中に「楽しさ」が必要です。
子供がコナン好きなので、家電量販店で時々試しているタイピングソフトを今後買おうかとおもっています。
2 作りたいもの探し
昔、自分でプログラミングを勉強していたときのことを思い出してみると、「ゲームを作りたい」という気持ちと、実際にどう作ればよいかわからないギャップを常に悩んでいました。
サンプルソースを見つけて「凄い!」と思いつつ、自分ではいちから作れないので、一部を改造してなんとなく作った気分になってみたり、ゲームの企画は作ってみたものの、音楽や画像、シナリオまで考えて作らないといけない、とても一人ではできない、と落胆したり。
でもツクール系で作るのも何か違う気がして、せめてシナリオだけでも考えてみたりしてました。
色々右往左往しながら参考になりそうな知識を身につけて、やっと自分の思うとおりのアプリを作れるようになったのですが、子供には同じ様な道を歩んでもらいたいとも思わないし、モチベーションを高めろともいうのも変ですし、今の時代なら、もっと効率的に、もっと凄いものが作れるはずです。
また、子供達にモチベーションをもってもらおうとしたとき、与えられたら「楽しさ」だけだと足りないと気づきました。いくらcode.orgでゲームのようにプログラミングを学んでも、終わったらそれまで。それより「作りたい」と思う気持ちを持ってもらい、自分ので楽しみをいちから作り出すほうが何倍も楽しいのです。
この状態に確実にもっていけると思った学習法をご紹介します。それは、
有料ゲームまねっこ作戦
です。
子供には、教育色の高い、いくつかスマホのゲームをやらせています。そのうちの一つが、たす・ひくFree です。
無料では、コースの一部しか解放されておらず、もっとやりたければ、お金を払って通常版を買うところ。子供からも「もっとやりたい!」という声。ついつい財布の紐が緩みやすくなるところですが、ちょっと待って。
これを題材にアプリを作ってもらえば良いのでは。
まねる
とは言えいきなりゲームを作れといっても無理な話。
色々子供が作りやすい環境を考えましたが、プログラミングゼミにしました。
こちらはインターネット環境なしでも、ビジュアルプログラミング言語で、プログラミングができます。
こちらを使って、一旦簡易の足し算ゲームを作ってみました。
そのときはやっつけで、とりあえず動くものを作ったので、やれることは限られ、ひたすら足し算をし続けるだけです。
試しにやってもらったところ、「これっていつ終わるの?」と質問が。
だよね。
「まだ途中なんだよ」
「じゃあ、終わるように作ってみるっ!」
お?
なかなかの好反応です。
そのときは電車に乗ってる間で、降りる駅が来てしまったので修正してもらえなかったのですが、次の週末にはぜひ修正してもらいたいと思います。
まとめ
ビジュアルプログラミング言語を卒業させたいのはやまやまなのですが、そのときに「なにを作るか」がないとモチベーションが続かないことを懸念していました。
その点、今回の方法だと、作りたいもの(有料ゲームと同等の機能のゲーム)があるので、ビジュアルプログラミング、非ビジュアルプログラミングどちらにも有効です。
タイピングが慣れてきたら、javascriptでも組んでもらおうかなと思っています。