日本の小学生にはプログラミングではなくコンピュータサイエンスを教えるべき
「プログラミング」とはなにを意味するのか、似たような言葉で「コーディング」があるが、それとの違いは何か。
あまり意識されることなく使われることが多いですが、今後プログラミングを子供に習わせる親としては是非知っておきたいところ。
似たような用語と比較して、重要点を確認したいと思います。
参考になるのは以下のサイト
色々書いてあるけど、直感的に理解できるよう、図で書いてみた。
ようは、コーディングはコンピューターサイエンスの中のプログラミングの中の一部。
したがって、ブログラムコードが書けるだけだと、コーディングができるだけで、プログラミングはまだ出来てないかもしれません。
アメリカは「コンピューターサイエンス教育」を推進しているのは前の記事でも書いたが、日本では、「プログラミング教育必修化」とよく言われ、耳目を集めています。
コンピューターサイエンスを学ぶ方が包括的に理解できるので、プログラミングに閉じず、コンピューターサイエンスも教えていきたいです。
問題は、コンピューターサイエンスを教えられる教師がいないことですが、アメリカではe-learningで補おうとしていています。(code.orgもその一環)
日本はアメリカに出遅れているので、同じやり方では太刀打ち出来ません。
得意な分野を強めて独自色を出した方がよい。
例えば、ゲームデザインやロボットは漫画やアニメなどで親しみやすい土壌ができているので、そこに国はお金と人員を投入すれば、日本ならではの教育やサービスが展開出来るのでは。
せっかくプログラミングを国で義務教育化するんだから、世界に勝てるよう教育内容を考えて欲しい。
コンピュータサイエンスの卒業生は40万人に過ぎず、100万の求人があるとのこと。
個人としては、「プログラミング」にとらわれない知識を吸収し、何とかして子供をコンピューターサイエンスの教育までもっていきたいところ。
このサイト名の根本に関わってきたのですが、
今のところ日本では「コンピュータサイエンス」よりも「プログラミング」のほうが認知されているので、そのなかでコンピュータサイエンスも子どもに学ばせていきたいと思います。