子供にプログラミングを教える方法

子供の為の最高のプログラミング教育を見つけていきます

プログラミングで何を作るか 目標設定が大事

scratchを卒業式し、本格的なプログラミングを習っても、大多数の子供は、なにを作ったらよいかわからなくなるでしょう。

scratchのように、チュートリアルやサンプルが多数あると、いろいろ参考にしながら作れるかもしれない。

javascriptpythonなどのプログラミング言語の場合、基本的にプログラミング開発環境のみ。その上でなにをするかは全部自分次第、となる。自由度が高すぎて、なにをして良いか途方にくれてしまうだろう。

困ってしまう子供達の為に、作りたくなるようなプログラム、もしくは作りたくなるものの探し方、を考えてみます。

学校の授業系

算数:足し算・引き算練習アプリ
   ランダムに出てくる数字を素早く計算する

国語:漢字の読み方練習アプリ
   漢字の読み方を4択クイズ

道徳:登場人物の気持ちを当てるアプリ
   文章を読ませて途中で4択クイズ

体育:連打で早く走る競争ゲーム
   50m走を色々なキャラと競う

 

すぐ思いつくのはこれくらいですが、重要なのは子供自身に何を作るのか考えてもらうことだと思います。
 
日常何気なく受けている「授業」を如何にゲーム化するか。これは子供にとっては楽しみなことでもあり、難しいことでもあります。

 

「どんなことをゲーム化すると楽しいか」
「そもそもなにをすると楽しいのか」

 

これは大人でも答えることが難しい問いです。
私が先ほど記載したゲーム内容は、「作りやすさ」を重要視した内容になっています。
「選択問題」であれば、ボタンを4つくらい準備して、問題文と合わせて表示すればよいです。

 

「連打」は、タッチされた回数や、単位時間内のタッチ数を計測する事ができれば、それに併せてキャラを動かしたり、表示を変えたりすればいい。

 

初めて作る場合、作りやすさもわからないため、まずは既にあるプログラムを修正するところから始めるとよいと思います。(1からだと何をしてよいかわからないはず)

2 ロボット系

ドラえもんを作りたい!」と考える子供も多いかと思います。 しかしロボットは難しい。

歩く:2足歩行はどうやったらできるのか

つかむ:関節を使い、手を物体までどうやって持っていくか。持って行ったあと壊さずにつかめるか

見て認識する:見るのは普通のカメラなのか、赤外線カメラか、入手した情報をどうやって処理して「認識」するか。

大学では、上記のそれぞれが1分野、1研究になっているぐらいのため
まともにやるとすぐ挫折します。

まずは現在動いているロボットを理解する・改良するところから始めるのが良いでしょう。

プログラミング可能なロボットとして定評があるのは以下


3 ゲーム系

音ゲーやパズルゲームなどから、ロールプレイングゲームのようなものが考えられるでしょう。
ただし、ロールプレイングは、自分1人でできない恐れがあります。

ロールプレイングはプログラマー以外に以下がいないと体裁が整わないため、
どうしても独力は難しいです。
1.シナリオ作成
2.デザイン作成
3.音楽作成

協力してくれる仲間を集められるのが1番ですが、2.3.についてはフリー素材があるので
プログラマーが1.も兼務して、というのが実際の対応になりそうです。

4 まとめ

本で勉強して理解したと考えていても、実際に作ってみると、まだまだわからないことが出てきます。お子様のプログラミングスキルが一定以上に達したら、自分のプログラムを作るよう促すことが大事です。
 
プログラミングできる親は、途中までペアプログラミングで一緒に作ってあげることで教えることができますが、プログラミング経験のない親は「子供が作りたいと思うものを一緒に見つけてあげる」ことでサポートができます。
目標設定がが適切であれば、プログラミングできる親の教育よりも、子供の成長度は高いかもしれません
 
このブログでは、プログラミング未経験の親の参考となる、子供のプログラミング教育のための情報を提供していきたいと思います。