小学生向けProject Euler計画 その1(結果)
以前の投稿
小学生向けProject Euler計画 その1 - 子供にプログラミングを教える方法
で、自然数の合計を求める問題を作成したので、早速我が子に出してみた。
結果は、、、まだまだ改善の余地ありでした。
まず問題文が分かりづらかった(後ほど修正)
出したときは、なんとか意味を伝えて分かってもらえた。
我が子のクラスには35人いるらしいです。
増えるイメージを具体的に示したく、
以下の式を書いてあげました。
1
1+2=
1+2+3=
1+2+3+4=
1+....+9+10=
...
これを見せた後、少し計算し始めました。
おお!いいながれ!
その後少し悩んだあと、答えがきました
「35分!」
(けっこう増えるのに時間かかると思ったのかな・・・)なんでそう思ったの?と聞くと
「35人いるから!」
やられた!
「で、でも、34分後には34個できるので、ほとんどみんなに渡せるし、もう少し前にそろうんじゃないかな、、」
でも、その後我が子はこの問題に飽きて、別なことをし始めてしまった。。。
残念ながら、これ以上の継続は出来なさそうなので終了としました。
条件として「最短時間で」とか、「そのとき何個になる?」とかを聞かなかった私が良くなかったのですが、我が子ながらさすが。。。
問題の出し方にもう少し工夫しないと、、、以下を考え中です。
第1 計算させてしまう
合計が35までぐらいなら、実際に計算出来る範囲だろう。
第2 ガウスの考え方で解く
1+2+3+4+5+6+7+8
8+7+6+5+4+3+2+1
それぞれ足して
9+9+9+9+9+9+9+9=72
72/2=36
でも、割り算が出来ないときついな。
第3 プログラムを改良する(数を1ずつふやす)
8を越えるまでネコがしゃべるプログラムを作成する。あえて以下のように繰り返しは使わないものを作りました。繰り返しが出来たら合格。変数の増やし方は敢えてプログラムっぽく、変数の値+1を変数にいれてみる。
https://scratch.mit.edu/projects/306947092/
第4 プログラムを改良する(加算)
第3のプログラムを元に、ネコが言った数を合計していく。合計用の変数を新たに使う必要があるので、分かりにくくなるな、、、これも、ループが出来たらいいかな。。。
https://scratch.mit.edu/projects/307099148/
紙面の計算でやりきろうとすると、積商や九九が途中の計算ででてくる。その点、プログラミングで愚直に足し算していくと、大きな数でも難なく答えが出るのは、子供にとっては便利に感じてくれるかもしれない。。。