電子舌から感じる今後の未来
5感をサポートされた人間は今後どうなるのか
液体を分析して、機会学習にかけて、最も似たものを探し出す、ということですが「電子舌」と聞いただけで、なにか未来を感じる気がします。
機械が5感を感じ、人間の5感を強化、拡張するとどうなるか?考えてみました。
■聴覚
様々な音を聞き分け、車の接近や、言い争いなどのトラブルを検知し、安全な行動をサポートできるかも。
人の聴覚では聞き取れない音も機械なら聞き取れ、今までにはない危険察知ができるかも.
■視覚
日々の行動からカメラで物体検知で危険察知。知り合いなど見つければ、声をかけるレコメンドがあると面白いかも。また、わざわざ人の目にレベルを合わせる必要もない。カメラを赤外線対応にすれば、暗闇でも人間を識別できるとさらに安全も高められそう。
■触覚
センサーをどこに装着?するかが見えないのですが、手のひらに付けられたら、今持っているものを当てたりして視覚が弱くなったお年寄りの判断サポートとして使えるかも知れない。
■味覚
食中毒の疑いのあるものは警告をだすとか。飲食店の各料理が何らかの数値で美味しさを表示し、料理の評価が客観的にできるかも。
■嗅覚
危険なにおいが、風上からきたら、視覚よりも先に相手の情報を得ることが出来るとか。でも、犬並の嗅覚じゃないとだめかな。機械学習させるために必要なだけの情報がセンサーで得られるかが鍵なのかもしれない。
自分で挙げてみると、たまたまなのかもしれませんが、安全に関することが多くでました。
電子舌の話に戻すと、安全面と娯楽性が高められそうです。今回は液体がターゲットですが、固形物もいずれ対応できたとするとどうなるか。
■安全面について
毒味してくれる人と、美味しさを計って教えてくれる人を手に入れたようなものです。
昔なら、殿様が家来に毒味させてたことを考えると、殿様になった気分!
まあ、立場が違うので、民間人の私たちの日々の食事に毒を盛られることはありませんが、例えば海外旅行などで、現地の食事や飲み物をこれでチェックして、食べでも大丈夫か判断出来ると嬉しいですね。
■娯楽面について
食べログの評価のなかに、センサーで取った値を載せると、同じメニューでも、店によって味が異なるので、消費者は自分の食べたい味をより客観的な情報から取捨選択できる。
美味しんぼの山岡さんのように、食べたものは何か、どうやって作られたかを言い当てることができると、知らない人からは驚かれそう。
ただ、小学生の子供たちに、この機械で自分たちならどんな事ができるか、考えさせる教材として活用できるか考えてみたのですが、まだこの段階では早いかもしれないかなと思いました。
・もしこの機械があったら何をしてみたい?
と聞いても、この情報だけでは想像力がかきたてられないでしょう。
もう少し活用シーンが欲しいな。。。
プロジェクションマッピング技術が生まれてから、以下の動画を見たとき、「使いこなしたな。。。」と感じました。
Le Petit Chef - Dessert - YouTube
この技術も、上記まではいかないまでも、もう少し準備してから小学生に紹介したいと思います。