小学生がプログラミング力を更に伸ばすおすすめの方法6選
小学生の子供たちにもっとプログラミングをよりよく学んでもらうためにはどうすればよいか、考えています。
2020年度にプログラミング教育が小学校で必修化されるにあたり、様々なWebサイトが立ち上がってきています。
Scratchやcode.orgなど、無料で学べる・楽しめるサイトがありますが、あくまでプログラミングの導入部であり、逆にずっと同じサイトで勉強し続けても、逆に悪影響すらでます。
遊びやほかの習い事に忙しい子供の時間を効率よく使う為にも、質の良い教材や教師陣がいるサービスが欲しく、このブログを立ち上げてから色々調べ、我が子との試みを行った経験を活かして得た情報をご紹介したいと思います。
■プロから学ぶ
私自身はプログラミングはもちろんシステム設計や運用など、様々な業務を通してシステム開発における一通りの知識と経験があり、教えることも大好きですが、一から十まで教えることはやめました。理由は以下となります。
・効率が悪い・・・効率よく教えるには教材やカリキュラムが必要です。
市販の教材を見たのですが満足できるものはなく、
自分で独自の教え方も行ったのですが、まだ未完成です。
・土日の限られた時間しか教えられない
・・・土日は親子でお出かけして、
学校以外の経験を増やしたいと考えています。
プログラム開発の勉強は、30分、できれば1時間ほど
まとまった時間を取り、例題、課題、復習のサイクルを
回したいのですが時間が取れませんでした。
※今のところ、土日の移動中に教えています。
プロに学ばせるにはどうしても費用の問題がありますので、良いところで、かつ無料体験がある、など内容を事前に吟味できるところを選びました。
1.Tech Kids School
実は文部科学省のプログラミングに対する教育方針は「プログラミング的思考」ができるようになること、が目的であり、全員がプログラマーになって欲しいわけではありません。
よって、今後の授業では、「プログラミングを完成させること」、だけではなく、「どうやって作ったか」を先生に説明し、プログラミング的思考ができていることをアピールしなければなりません。
Tech Kids Schoolでは、自分のアイデアや成果物を他の人に発表する、プレゼンテーションの機会も定期的にとっているので、プログラミング力+プレゼンテーション力を鍛えられます。
無料の体験レッスンがあるので、お住まいが近い方は試してみてはいかがでしょうか。
■ ロボットで学ぶ
一昔前は、プログラミングとロボットは別々に勉強し、一部の天才がプログラミンを行って自分でロボットを作り上げるイメージでしたが、今はロボットを通してプログラミングを学ぶという、なんともうらやましい環境が出来上がってきています。
1.レゴ マインドストームで学ぶ
プログラミング塾では、レゴ マインドストームを使ったカリキュラムを取られているところも多いです。
理由としては、やはりレゴ社の品質の高さもありますが、実はお子様1人でも取り組められるワークブックがあり、ご家庭での学習も可能です。(むしろこのワークブックの価値のほうが大きいかも。)
近くに良いプログラミング塾が無い場合は、自宅でレゴで勉強するほうが効率的です。
もしある程度自分でプログラムができるようになったら、武者修行で「アフレル スプリングカップ」に出てみても良いかもしれません(初心者向けもあり)
■動画で学ぶ
1.Udemy
アメリカでオンライン教育プラットフォームで、主に大人向けの動画教材を扱っているイメージがありましたが、子供向けの教材もあります。
特にびっくりしたのが、ベネッセ提供の教材で、冒頭にミッチェル・レズニック氏が出ています。内容を吟味すれば、質の高い教材に割安に出会うことができます。30日間は購入したコースの返金制度もあるのでお試していくつか試すことができます。
2.D-SCHOOLオンライン
マインクラフト ロボット Scratchと王道を抑えつつ、「同時に英語を学びたい人向けのプログラミング教材」があります。
小学生から英語をバリバリされている方はそれほど多くないと思いますが、今後の日本の国際化の流れから、今のうちに少しずつ英語に慣れさせたい親御様にはピッタリと思います。
残念ながら、我が家は英語とプログラムを別々の教室で習わせ、ある程度のレベルまで行ったため、本サービスを利用できませんでしたが、今からプログラミングと英語を学ぼうとされているお子様のご家族はご検討してみればよろしいのではないでしょうか。
英語とプログラムングを同時に学べる♪【D-SCHOOLオンライン】
■ゲームが簡単に作れるサービスで学ぶ
1.moonblock
天才プログラマーと称され、現在はAI研究者で経営者である清水亮氏。清水氏の企業で開発されたビジュアルプログラミング言語。ビジュアルプログラミング言語といえばScratchを思い浮かべる方も多いと思いますが、Scratchは好きではない清水氏が開発しただけあって、そのこだわりは格別。ビジュアルプログラミングしたのに、Javascriptに変換することができます。Javascriptを見ることで、実際に何を行おうとするのか、コードの世界で追うことができます。
また、清水氏も時々、簡単な計算やプログラムであればMoonblockでやるほうが、いわゆるプログラミング言語で組むよりも、「早い」らしく、今後初級から中級、上級まで幅広く使えるサイトだと思います。
2.プログラミングゼミ
スマホで無料で勉強するのであれば、これが最強かもしれません。
実際に学校でも授業で利用され、「逆転オセロニア」とコラボして本格的なゲーム作りも楽しめ、自分の作った作品も一般公開できる。scratchの日本版?いや、それ以上の仕上がりになっていると思います。
ビジュアルプログラミング言語のため、規模の大きな開発は難しいのですが、初心者から初中級まで、これだけで十分楽しめ、学べると思います。
まだまだ子供に紹介したいサイト・サービスはありますが、
プログラミングに特化すると以上のサイト・サービスを活用すれば、かなりレベルアップが図れると思います。
このなかで完全に無料なのは MOONBlock プログラミングゼミ の2つです。
まずはこの辺りをやりつつ、徐々に商用サービスを利用し、さらなるレベルアップを目指してください。