世界人口知能大会2019 アンドリュー・エン氏
中国語サイトは想像通り探しづらかったです
前のブログでお伝えしたとおり、2019年 世界人口知能大会の内容をお伝えしたいと思います。
まずは、Andrew ng氏の取材です。
Courseraの機械学習でお世話になっている関係もあって、お顔は拝見しており、この方がたまたま2018年の世界AI大会に出られていた記事から2019年の記事を見つけることが出来ました。ありがとう、Andrew ng氏。
※因みに、中国語サイトでは、
ウー・エンダ(吴恩达)
と出ていました。
何気に2年連続で出れるというのがすごい。
Andrew ng氏が今携わっているのは製造業。
目視検査システムを開発し、そこでの作業効率コーチングシステムも合わせて開発。労働者の作業改善を狙っています。
意外と?堅実な分野という印象を受けました。
もちろん、世界にまだ無いサービスについても、協力のオファーがきている思いますが、ここでの公開情報は製造業でした。
でも、逆に考えてみると、製造業でのAI化も、まだまだ対応中。実用化は限定的なのかもしれません。
また、ちょっと長くなるのですが、原文の翻訳のままでご紹介します。
インターフェースニュース:製造における人工知能の最も重要なアプリケーションシナリオは何だと思いますか?さらに、すべての人生の歩みに着陸するプロセスにおける人工知能の課題は何ですか?
Wu Enda:先週、製造業、農業、通信、金融の人々と話をしましたが、多くのCEOがAIに非常に興味を持ち、AIを持つことが非常に重要であることに気付きました。しかし同時に、多くの企業は課題に直面しており、その1つは適切なアプリケーションを見つけることです。ですから、私が多くの時間を費やしたことの1つは、さまざまな企業のマネージャーと協力して、最も価値のあるアプリケーションを体系的に見つけることでした。
AIを導入するには、適切なアプリケーションが何か?を見つけることが重要。
しかも海外では、CEO自らAndrew ng氏と話し合っている。
日本企業のどれくらいのCEOが、第一線のAI研究者とコンタクトを取ろうとしているか。
・・・あまり期待できないですね。
小学生向けにAIを教える教員、技術者はどうでしょう。
どちらも日々の仕事で手一杯です。
しかし、できることならあります。
日々の仕事、生活で困っていることがAIに変われないか、と自問自答し続けることです。
きっと、Andrew ng氏は、引く手あまたで、各企業の問題しか見えないでしょう。
企業から出された課題と、それの横展開ぐらいしか考える時間がないのでは。
その点、一般人の我々でも、日常生活を過ごす中で、AI化できないかと考えることはできるはず。
見つけた課題についても、機械学習させる環境は揃いつつあります。
AIとの親和性が高いのは、インターネット企業ではありますが、
製造業や農業で、少ない学習データからしかとれなくても、
それは小さな問題だ、と言っています。
私自身も小さなAI化ですが、進めようとしている件があり、力づけられました。
世界AI大会でAndrew ng氏に(ネット上ですが)会えるとは思っておらず、思いがけない収穫でした。
はてなブログをはじめて、始めて中国語サイトからの
情報収集も行うことができ、良い経験でした。
始めてよかった。はてなブログ!