最強のプログラミング学習法(2019/11)
ブログをお休みしている間に、普段触れないことに接していたことが良かったかもしれません。
我が子にやってもらいたいプログラミング学習法として過去何度かチャレンジしてみましたが、今回お伝えする内容をこれから準備して我が子にしてあげたいと思います。
嫁さんの影響でDaiGoさんを知り、自分にも活かせそうな本が何冊も出ていました。
今回ご紹介したい本はこれ。
自身の仕事上、お客様に内容を理解していただくため、プログラミングの学習や書籍から情報収集することが必要なのですが、最近インプットが不足していると感じ、何か効率的な方法がないか、探していました。
学習前の準備
この本では、科学的に効果が認められている、効率的な学習法がいくつも紹介されており、大変参考になったのですが、今回ご紹介したいのが、勉強前に行うべき準備の中の一つです。
それは、「これからする自分の勉強が、社会の何の役に立つか考えてみる」です。
この作業を行った生徒と、行わなかった生徒で比較した所、行った生徒のほうが、授業への理解力が高まった、ということです。
考えてみれば当たり前かもしれませんが、「いかに応用させるか」と考えることで、その物事を別な視点でとらえることができ、かつ、自分の為だけでなく「社会の為に役に立つ」という考え方ができると、マズローの欲求階層説の最も上の5段階目の
「私的な欲求」が「社会貢献したい」というレベルへ変化すると、自己実現ができるようになる
にも通じる、高度な「欲求」を手に入れることができます。
簡単に言えば「すごくやる気がでる」のです。
では、プログラミングで世の中の役に立つことができるのか、思いつく小学生は少ないかもしれません。
参考になる「全国小中学生プログラミング大会」
そこで参考になるのが、今年は終了した、第4回全国小中学生プログラミング大会です。
夏休みにプログラミングを楽しもう !!|第4回 全国小中学生プログラミング大会
この大会は、審査基準が他のコンテストと異なり、プログラミングを「表現手段」として使う観点を導入されているのですが、このなかで今年ブランプリを取ったのが
「現実シリーズ2 渋谷スクランブル交差点信号機」です。
「安全で渋滞のない交差点や信号をつくることにつながれば」
という着想から、スクランブル交差点をシミュレーションさせ、そのなかで「いちどに600人の人が交差点を渡りはじめるがScratchの制限から10人を1グループにするなどを工夫」も加え、現地調査も積極的に行っていたことが評価されています。
グランプリを獲得した小長井聡介さんは、小学2年生ですが、きっと小学1年生にでも、この良さは伝わります。
まとめ
子供にプログラミングを学んでもらう前には、まず「社会で役立たせるにはどうすればよいか」という観点も取り入れて学習してもらうようにしようと考えています。
私の場合は少し準備したいことがあり、我が子に伝えるのはもう少し先になると思うのですが、このブログをご覧いただいている皆様のお子様へは、今日からでも活用できる方法なので、ぜひおすすめしたいと思います。
もし土日を活かしてプログラミングイベントなどにご参加される方は、その最中にでも、お子様に今回の件をお声がけされるだけで、効果が出るかもしれません。
また、プログラミング必修化はまだ始まっていないので、通常の学校の科目について、「社会に役立たせるには」の考え方も、十分使えます。
※あまり全部の科目にしつこく言うと嫌がられそうですが(^^;)
今日も少し時間が取れたので、駆け足でしたがまとめてみました。
最後までご覧頂き有難うございました。