我が子に月の満ち欠けを伝えるには
妻の勧めもあり、我が子のために
を毎週買っています。
今月のジュニアエラでは、
「謎解きクイズノック」
の中に、太陽と月、地球の関係をもとにした問題がありました。
我が子には難しかったようで、そもそも
月食と日食の違い
がわからなかったようでした。
超特急で教え、「わかった!」といってくれたのですが、なんとなく理解できたか不安になったので、
「月が、満月とか三日月になるけど、三日月の欠けた部分の丸い影はなにでできるのかな?」
と聞いたところ、
我が子「人工衛星!」
私「をっ!」
思わず声をあげてしまいました。
人工衛星が地球の周りを飛んでいることを知ってくれていることの嬉しさ
と、
人工衛星ごときの大きさでは、どう考えても月を欠けさせる事はできない、という当たり前の論理を飛び越えた回答だったという事、
という2つの感情が相まって
「(これはなんとかせねば!)」
と思いました。
よくあるのがこちらのサイトのような説明です。
要は月の影になっているのは地球ですね。
しかし、これだけだと、月が地球の裏に来たとき、皆既月食と満月の区別が付きません。
じつは、月が太陽の影に隠れていると思っても、の公転角度が地球とずれているため、皆既月食になったり満月になったりします。
キャノンサイトが素晴らしくまとめてもらっているのですが
「月の満ち欠けを実験でためそう」
で、少年帽とピンポン玉で月の満ち欠けをシミュレーションする方法が紹介されてます。
これだと満月のときに、ピンポン玉が少年の影に隠れてしまいます。満月ではなく、月は光に照らされません。残念!
実際は、光の回折でピンポン玉は照らされるので、満月が確認できるのですが、それだと皆既月食との違いが説明できず、非常に惜しいです。
これをわかってもらうためには、月が地球の公転角度と異なることを伝えれば良いのですが、ふと思いました。
「パソコンで3Dでシミュレーションして見せれば一目瞭然では?宇宙空間を移動して、なぜ満月と皆既月食の違いは画面でわかる」
しかし、そんな簡単には行けなさそう
天文学は、実験室でも再現が難しいもので、どうしても想像が頼りです。
それが頭の体操にもなるのですが、今回の月の満ち欠けであれば、パソコンでシミュレーションさせたものを見せたいところ。
これは親としてひと肌脱ぐ時か?
やはり私も帽子をつかったほうが説明は早い、、、でも家でできるかな、、、
色々気付きのあった一日でした!