Googleのプログラマが自分の子供の為に開発した玩具が気になる [お題からの投稿]
自分の子供にはできるだけお金を掛けなくてもクオリティーの高いプログラミング教育を行いたいと考えていますが、やはりお金をかけるとそれ相当の価値はあると思います。
上記記事で紹介されている玩具の1つ、Googleプログラマ作成玩具
くっ、、、欲しい。
自分の子供が、ロボットの授業で、障害物ありのミッションに苦戦していたのを思い出します。
ロボットは高価でわが家では購入しての練習ができません。
おそらくロボットが移動したときの視点からの移動が脳内でまだすぐ変換できていないのと、障害物や制限があることによって「何が」難しくなっているのかの本質を理解するのに時間が掛かっていると思われます。
このあたりは慣れの問題もあるので、数をこなしたかったのですが、問題は入手できず、スマホ版の無料アプリで似たようなものを探していたのですが、現時点で見当たらず、自分でなにか作ろうとしても適切な問題の作成がなかなか思いつかず。
amazonで少し説明内容が書いてあるので、これをもとに自分で作れないかな。。。
プログラミングよりも読解力
プログラミングを子供に教える際、「そもそも何をすべきなのかわかっていないな」と感じる時がある。
塾で、ロボットを決められたらルール(例えば最短ルートでいく)に沿って動いたり、敵を倒さないといけない(倒す攻撃は複数あって、敵によって使い分ける)とき、どうも解決までに時間がかかっている。
理由を聞いてみると、「よくわからなかった」と。
ロボットを動かすのに慣れてないのかなと思いつつも、その理由が納得できずにモヤモヤしていました。
ちなみに1位はシンガポールですが、すさまじい能力重視主義の国で、11歳で勉強という一基準で人生の岐路に立たされ、12歳の3人に2人は近眼で眼鏡。
まずは読書する機会を増やし、子供の読解力を高めていきましょう。
小学生と封筒裏の計算
子供向けの教育を考える際、大人向けにかかれている良書が使えないのがもどかしいときがあります。
「フェルミ推定」のほうが有名かもしれません。
この考え方は、エンジニアの学校では間違いなくスタンダードであり、ほとんどの実際のプログラマにほ日々の糧とも言うべきものなのに、コンピューティングの世界ではしばしば忘れ去られているものです。
他の多くのことと同様に、速算のスキルは練習のみによって向上します
1番目は子供たちに出すと楽しんでくれそう。
How many people could you fit into the classroom.
試しにやってみましょうか。。。
1クラスの広さは、、、我が子のクラスが大体30人ぐらいだったか。
先生が動く、教室の前側のほうのスペースまで均等に机を入れると40人くらいいけそうかも。
次に、、、1人の机スペースに何人詰め込めるか。
机の面積にのれる人数は、、、4人ぐらい行けそうか。前後左右のスペースにそれぞれ4人ぐらいいたとすると、、4+4×4=20人 20人×40机 = 800人 結構多い。
とおもったら、ここでは1120人という試算も!すごい。
日本語だと、以下でしょうか。
現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!
プログラミングを合わせて勉強していきたいですね。
最高のプログラミング理解方法
自分の子供に、プログラミングを理解してもらう方法として、もっとも良い方法はないでしょうか。
タブレット v.s. 紙と鉛筆
成績を2倍にする、という文言が飛び込んできて思わず見てしまいました。
『生徒一人ひとりの学習状況をAIで分析し、個々の専用レッスンを提供するタブレット教材」 通常の学習方法に比べると、学習成果は2倍以上になる』
『2003年にレスター大学で行われた調査では、大学生50人に経済学入門の教材をモニターまたは小冊子で読ませ、20分後に選択問題でテストを行いました。 』
子供にプログラミング教育を始められている方は、一度、なにを使って勉強してきたかを見直して欲しいです。
もし、デジタル教材ばかりであれば、本を購入したり、ワークショップへ参加し、アナログ体験を、本ばかり増えてしまっている方は、デジタル教材も試してみることをお勧めします。
プログラミングで何を作るか 目標設定が大事
scratchを卒業式し、本格的なプログラミングを習っても、大多数の子供は、なにを作ったらよいかわからなくなるでしょう。
scratchのように、チュートリアルやサンプルが多数あると、いろいろ参考にしながら作れるかもしれない。
javascriptやpythonなどのプログラミング言語の場合、基本的にプログラミング開発環境のみ。その上でなにをするかは全部自分次第、となる。自由度が高すぎて、なにをして良いか途方にくれてしまうだろう。
困ってしまう子供達の為に、作りたくなるようなプログラム、もしくは作りたくなるものの探し方、を考えてみます。
学校の授業系
算数:足し算・引き算練習アプリ
ランダムに出てくる数字を素早く計算する
漢字の読み方を4択クイズ
道徳:登場人物の気持ちを当てるアプリ
文章を読ませて途中で4択クイズ
体育:連打で早く走る競争ゲーム
50m走を色々なキャラと競う
2 ロボット系
「ドラえもんを作りたい!」と考える子供も多いかと思います。 しかしロボットは難しい。歩く:2足歩行はどうやったらできるのか
つかむ:関節を使い、手を物体までどうやって持っていくか。持って行ったあと壊さずにつかめるか
見て認識する:見るのは普通のカメラなのか、赤外線カメラか、入手した情報をどうやって処理して「認識」するか。
大学では、上記のそれぞれが1分野、1研究になっているぐらいのため
まともにやるとすぐ挫折します。
まずは現在動いているロボットを理解する・改良するところから始めるのが良いでしょう。
プログラミング可能なロボットとして定評があるのは以下
3 ゲーム系
音ゲーやパズルゲームなどから、ロールプレイングゲームのようなものが考えられるでしょう。ただし、ロールプレイングは、自分1人でできない恐れがあります。
ロールプレイングはプログラマー以外に以下がいないと体裁が整わないため、
どうしても独力は難しいです。
1.シナリオ作成
2.デザイン作成
3.音楽作成
協力してくれる仲間を集められるのが1番ですが、2.3.についてはフリー素材があるので
プログラマーが1.も兼務して、というのが実際の対応になりそうです。
4 まとめ
本で勉強して理解したと考えていても、実際に作ってみると、まだまだわからないことが出てきます。お子様のプログラミングスキルが一定以上に達したら、自分のプログラムを作るよう促すことが大事です。プログラミング教育のよくある1つの誤解とその「誤解」
このサイトを作った目的は、わが子がコーディングできるようになること、が目的の1つなのですが、
何か伝えきれない感がありました。
つい先日、このサイトを見て、霧が晴れたような気分になった為ご紹介します。
「小学生がコーディング?」子どもへの効果と海外教育事情…小中学生プログラミング大会プレイベント
この記事は数年前ですが、日本や海外の教育状況が報告され、日本での子供の学習の仕方で効果があった物や、日本よりかなり進んでいる海外や、失敗してそれを取り戻そうとしている海外のことがわかったりして、大変参考になるのですが、私が気になった内容が以下。
「(プログラミングが)必修化されるというと『小学生がコーディングするのですか』とよく質問されますが、音楽の時間があるからといって、みんながミュージシャンになるわけじゃないし、国語の授業を受けたからといってみんなが作家になるわけではありません。それと同じように、基礎教養としてのプログラミングを大事にしています。もうひとつ(大事にしていること)は、あくまでもプログラミングはツールである、ということ。それを使って何を作っていきたいか、何を表現していきたいか、何を学んでいきたいかを大事にしていくことをうたっています。」(石戸氏)
たしかに基礎教養としてプログラミングを身に着け、実際は何を作るか・表現するかが大事と思います。
ただ、さらに誤解があるのは、教養だけの知識だと自分でアプリやサービスが作れません。
よって、他人に作ってもらうことになりますが、他人に依頼するにはお金を払う必要があります。
今後、お金を払って自分の思うよなアプリやサービスを立ち上げられる人は
日本でどれくらいいるでしょう。
基礎教養だけでも、「このぐらいの内容であれば作れるだろうな」という勘のようなものを持つ方もたまにいると思いますが、大抵の人は「何かを作る・表現する」とき「どこまでできるのか、何をしたらできるのか」は実際にやっていないので、想像することができません。
音楽を学んでも、ミュージシャンにはならなくてもよいらしいですが、プログラミングを学ぶのであれば、プログラムを学ぶのであれば、プログラマーにはならなくても、プコーディングが出来なければ無駄になります。
(太字はこちらで設定)
「世界各国では圧倒的にプログラミング教育が進んでいます。小さいうちから創造力や論理的な力をつけるのは良いことだと思います。親がいなくなってから生きていくためにもプログラミングは大切ですし、これからの時代に必要な基礎的な教養だと思います」とし、上松氏は講演を締めくくった。
これからの世の中を生き残るためにプログラミングを身に着けて欲しい、というのが本音ではないでしょうか。
基礎教養のプログラミングだけでは、自分では何も作れず、だれにも依頼できず、誰にも作って貰えません。
これからの世の中を生き残っていくために、「自分でプログラミングを行い」「自分で表現・発表」できるような人物になってもらいたいと私は思います。