かけっこ教室とフォームチェックと機会学習
最近、子供のかけっこ教室に行きました。
感じのよい先生で、指示も分かりやすく、これから運動会にかけて、こどものフォーム改善をしていきたいと思います。
単に練習していくのも良いのですが、なにかプログラミングで効率化できないものか。
今後子供達は、機会学習や深層学習、AIを、ごく自然に、道具のように使うと思われ、それを教育する大人も、使いこなせるようになっておきたい。
そうだ!機会学習で我が子のフォームチェックをしてみよう!
フォームの改善度合いをチェックして、練習後フィードバックしてあげたいです。
使えそうなサービスを探してみました。
OpenPose
PoseNet
https://arxiv.org/pdf/1803.08225.pdf
OpenPoseが検知能力が高そうですが、色々インストールするものがあるようで、うちの貧弱で空き容量の少ないノートpcでは無理、ということでPoseNet を選択。javascriptでいけるというのも、開発時間があまり取れない身としては助かります。
やりたいことの道のりは遠そうなので、何段階かに分けてみます。
1. PoseNetを使った簡単なゲーム作成
2. 1で特定の姿勢(決めポーズとか?)で必殺技だす。
3. 録画した動画でも1のゲーム可能にする
4. 走る動画から、フォームを部分的に定義して実際に認識できるようにする(右足着地 左足着地 右足蹴り上げ 左足蹴り上げ 等)
5. 良いフォーム、悪いフォームの定義(どうやろう、、、)
6. 我が子のフォームと理想のフォームを差異を見せながら、フィードバックしてあげる
スポーツの動きを分析する研究を調べてたところ、気になる論文を見つけました。
B .目標 の み :学習者は HMD を通 して 提示 され る ゆ
っ く りと し た 目標動作 に あ わ せ て ス イ ン グす る .
C .リアル タイム フ ィ ードバ ッ ク : HMD に ゆ っ く り
と し た 目標動作 と学習者の 全 体像 を表 示 し, 学
習者は そ の 誤差情 報を見 な が らス イ ン グす る ,
→簡単にいうと、Bは見本を見ながら見よう見まねで練習する、よくある練習方法。これだと見本の動きとのかけ離れた動きになったそうです。Cは自分の動きと見本の動きの差を見せながらの練習で、これだと誤差が小さくなる、という研究結果が出たそうです。
また、機会学習といっても、ここまでだと単に画像解析です。
番外. フォームデータの収集と学習で理想のフォームを見つける
大量の子供達のかけっこデータなんて既存でないだろうから、いちから集め直しかな、、
これを6月の運動会までにやるのは厳しそう、、、。まずは我が子のかけっこ動画をとって、我が子にその動画を見せながら色々直してあげようかと思います。